Ｍ邸は、外観からスタイリッシュ。モノトーンの外壁に、赤い入口扉と丸窓がポイントです。玄関や廊下も広々として、まだ25歳の若いご夫婦が建てたとは思えないぜいたくさが漂っています。ＬＤＫは床や棚扉に光沢のある素材が用いられた白い空間に、ブラックとグレーの家具がポイント。間もなく造作のテレビボードにぴったり納まるスピーカーやウーファーが設置される予定で、さらにラグジュアリーな大人のプライベートラウンジになりそうです。
　娘さんはどこで遊ぶの？ と思っていると、ＬＤＫの隣に現れたのがプレイルーム。「何でもここにしまえばリビングが散らからずにすむし、娘のお友だちが遊びに来ると、ここから１歩も出ようとしないので、ママ友たちとソファでゆっくりお茶できるんです」と、奥さまにとってもありがたい部屋のようです。
　最初はデザイン性に目が行くＭ邸ですが、プレイルームのほかにも働く奥さまの家事や育児をスムーズにするための工夫がたくさんありました。キッチンにオープンスタイルを選んだのは、「カウンターで隠してしまうと、洗い物を溜めたり掃除をしなくなったり、かえって家事が滞りそう」という理由から。仕事から帰って短時間で料理ができるよう、クッキングヒーターは３口横並びタイプを選びました。曇りの日でも安心して洗濯物を乾かせるサンルームもあります。またＭ邸は、玄関も含め、すべての扉が横引き戸。家事のみならず生活動作全般が、無駄なくスピーディに行えます。
　「希望を細かく聞いた上で、新しい提案もしてくれるから、理想以上の家が建てられそう」と、金丸工務店での家づくりを決めました。狙いは的中。かっこよさも暮らしやすさも、思った以上の家ができました。