山内建匠は、代々続く地域密着型の工務店として、木材と木材を使った伝統的な日本の建築技術を生かした家づくりにこだわり続けてきました。代表自身も現場で修行してきた叩き上げの大工であり、木材の目利きから加工技術にいたるまで、熟練の職人として妥協することなく“家を建てる”ことに向き合っています。
　現在の住宅建築は、工場でプレカットされた木材を現場で組み立てるのが主流ですが、同社では原木の買い付けから乾燥、墨付け、切り組みまで、すべて自分たちの手で行い、“木”の長所や個性を最大限に引き出す手加工の住宅づくりに携わってきました。“木”が持っている本来のよさが生かされた手加工の木材は、見た目の美しさはもちろんのこと、年月が経つほどに味わいが深まり、建材として強度が増してくるという長所があります。しかし、太さも曲がり方も節の出方も一本一本違うため、部材の接合部や取付部の “おさまり” がそれぞれに異なり、施工が難しいという短所もあります。山内建匠は、木のあらゆることを熟知している職人集団だからこそ、木の長所を最大限に引き出し、短所を長所に変える最適な “おさまり”をつけた仕事することができます。
　さらに、家づくりに必要なのは、“会社対人”ではなく“人対人”の関係であると、同社は考えています。「お客さまの大切な家づくりを任せていただける」信頼に値する技術と人間性を持ち合わせ、目の前のことをこなすだけでなく、その一歩先のクオリティを常に追求し、提供できる“人”であるべしという姿勢で、今日もお客さまの要望に応えるべく、真摯に努力を重ねています。